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みなさん一度は、がんという言葉を耳にしたことがあるのでないでしょうか?
現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんにかかると言われています。がんは、全ての人にとって身近な病気です。
このコラムでは、がんにかかる(罹患する)リスクについて年齢の観点も含めて説明いたします。
がんは、正常な細胞の遺伝子が傷ついてできた異常な細胞が、無秩序に増え続けて発生する病気です。「悪性腫瘍」と呼ばれることもあります。
腫瘍とは、体の中にできた細胞の塊のことです。
正常な細胞は、体や周囲の状態に応じて増えたり、増えることをやめたりします。
しかしながら、何かしらの原因でできた異常な細胞が体の中に細胞の塊を作ることがあります。
悪性腫瘍とは、このような腫瘍のうち、無秩序に増殖しながら周囲に広がったり、体のあちこちに新しい塊を作ったりするもののことを言います。
がんは禁煙や食生活の見直し、運動不足の解消などによって、予防することはできますが、ならないようにすることはできない病気です。

図1 主な死因の構成割合(令和3年)
<厚生労働省 令和3年人口動態統計月報年計(概数)の概況 より引用>
図1の日本人の死因からも、がんが原因で亡くなっている方が一番多くなっている為、一番気を付ける必要がある病気ともいえるでしょう。
次に、どれくらいの人が、がんにかかっているのかを見てみましょう。
表1 がん罹患患者人数(全国)
<厚生労働省 令和元年 全国がん登録患者数・率 報告 より引用>

表1より、2019年にがんに罹患された人数は999,075人です。
また、栃木県の2019年におけるがんに罹患された人数は「2019年栃木県がん実態調査報告書」より、15,025人。
そのうち男性は8,684人、女性は6,341人となっています。

図2 令和元年 栃木県がん罹患患者数(男性)
<令和元年 栃木県がん実態調査報告書 より引用>

図3 令和元年 栃木県がん罹患患者数(女性)
<令和元年 栃木県がん実態調査報告書 より引用>
部位別の罹患率を見てみると、図2より、栃木県男性では前立腺、大腸、胃の順、図3より、女性は乳房、大腸、胃の順で、男性や女性特有のがんに罹患されている割合が多い結果となっています。

図4 男女別年齢分布
<令和元年 栃木県がん実態調査報告書 より引用>
年齢別では、図4より、2019年に栃木県で新たにがんと診断された65歳以上の割合は男性80.2%、女性67.9%、全国においては男性80.7%、女性68,6%で男女ともに栃木県の方が若い年齢の割合が高かったという結果がでています。
男性でも64歳までに約20%、女性においては64歳までに約30%の方ががんに罹患されています。
つまり、がんは働き盛りの年齢においても罹患するリスクのある病気と言えます。
続いては、がんと診断された場合のきっかけはどのようなケースがあるのかを確認してみましょう。

図5 部位別発見経緯
<令和元年 栃木県がん実態調査報告書 より引用>
図5のように、部位別発見経緯では、がん検診・健康診断・人間ドックによる健診等での発見や、他疾患の経過観察中に見つかることが多くなっています。
健診等に限った場合でも、栃木県では胃19.5%、大腸24.8%、肺17.2%、乳房33.3%、子宮頸部34.7%、前立腺36.0%と、健診で見つかるケースも少なくない為、定期的に検査することは大切です。
栃木県では特に乳房と前立腺の健診等による発見割合が全国より高くなっています。
がんは、高齢になるにつれ罹患のリスクは高まっていくことは間違いありませんが、働き盛りの年齢でも、がんにかかるリスクがあるということを理解しておくことが大切です。
次回は、がんの一般的な治療方法と自己負担について説明させていただきます。
<この記事を書いた人>
さくらファミリー株式会社 進藤 計也
2級ファイナンシャルプランニング技能士
ほけんの相談窓口 アシコタウンあしかが店 店長
年間500件以上の老若男女問わず保険や投資の相談を受ける経験や知識から、皆さまにとって有益な記事をご提供いたします。
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