足利、佐野、太田で保険を検討するなら、ほけんの相談窓口にご相談ください!
皆様にとって、少しでもお役立ちいただける情報を共有させていただきますので、是非参考にしてみてください。
皆さまは、人身傷害保険という補償を聞いたことがありますか?
自動車保険の補償内容の一部分ですが、自動車保険の証券を見ていると「無制限」の補償になっていない契約が多く見受けられます。
無制限になっていないことが、どれくらい怖くて、勿体ないことなのかをこの記事では説明したいと思います。
日本損害保険協会によると人身傷害は以下のように記載されています。
「被保険者が自動車事故により、乗車中の方が死傷した場合に、保険金額の範囲内で、保険約款に定める基準・計算方法に基づいて計算された損害額を、過失相殺による減額をせずに、被保険者自身が契約している保険会社から保険金を受け取ることができる保険です。」
引用:日本損害保険協会「人身保険とは、どのような保険ですか。」
これは、つまり過失が出るような事故でも、単独の事故でも、自動車事故によってケガをしたのであれば、人身傷害保険から補償を受けることができるということです。
また相手が自動車保険に加入がなく賠償が受けられない場合でも、人身傷害保険を使用して治療することが可能となります。
皆さまにとって、特に重要なポイントは、通常自動車事故で自動車保険を使用すると更新時に保険料が高くなりますが、人身傷害保険を使用しても保険料が上がらないというところです。
人身傷害は、1.で挙げた、けがの治療費だけでなく、慰謝料など以下の補償内容が含まれています。
①逸失利益
死亡または後遺障害を負った場合に、事故がなければ得られたはずの将来の利益のこと
②休業損害
事故の負傷が原因で仕事を休む場合に、本来得られたはずの収入分の補償
③将来の介護料
事故が原因で、脳の機能や、身体に後遺障害が残ってしまった時の介護費用の補償
ご相談を受ける際に、よくある皆様の勘違いとして、似たような言葉なので人身傷害と搭乗者傷害の区別がついていないことがあります。
搭乗者傷害保険は病院への通院、入院、死亡保障などの補償金額を契約時に定め、一定額を支払うという契約方法となっています。一定額を支払うため保険金を早く受け取れるというメリットはあります。
しかしながら、搭乗者傷害では、人身傷害保険でカバーされるような2.に挙げたような逸失利益、精神的慰謝料、休業損害、介護料などの補償は無いので、事故の被害者に後遺障害が残った場合や治療期間が長期になった場合は十分な補償が得られないというデメリットがあります。
そのため、二つの補償を組み合わせてバランスよく備えることが重要となります。
ここまで人身傷害保険の補償内容について紹介しました。
実際に、世の中の保険契約者が、どのくらいの金額の補償に備えているのか、表1を見てみましょう。
表1.人身傷害保険の金額別の付帯率
出典:損害保険料算出機構「2021年度_自動車保険の概況」P130

人身傷害保険は3,000万円から無制限まで1,000万円単位で契約することができます。
しかしながら、表1を見てみると3,000万での契約がどのような車種においても一番多く、金額が大きくになるにつれて付帯率も下がっていくことが分かります。
3,000万円での付帯率が多いのは、過去は搭乗者傷害保険で加入していた名残でそのまま継続で契約しているケースが多いためであると考えられます。
3,000万円や5,000万円と聞くと大きな金額に見えますが、被害者の逸失利益や将来の介護料、慰謝料などを考えると全く足りないという状況に陥ることもありえます。
それは補償内容は、無制限のように手厚い方が良いに決まっているけど、その分保険料が高くなるんでしょう?と思われる方が多いと思います。
実際に保険料を計算してみると割引や契約条件によって差はありますが、高くても月に数百円程度で変更が可能です。
中には数十円で無制限に出来る契約も、条件によっては存在します。
自動車保険の更新が近い方は更新のタイミングで人身傷害を無制限にしてみてはいかがでしょうか。
更新がまだまだ先という方も人身傷害保険は保険期間の途中でも無制限に変更が可能となっている自動車保険が多いので確認を強くお勧めいたします。
善良な市民が何かの交通事故で、その日から加害者・犯罪者になるリスクのある自動車の運転です。
知っているか、知らないかで、補償を充実させることができるのであれば、賢い方は是非人身傷害保険の付帯を検討するべきだと思います。
<この記事を書いた人>
さくらファミリー株式会社 塚原 大悟
損害保険トータルプランナー
これまで数々の自動車事故などの現場にも立ち会い、実際に保険が使われる現場を見てきた視点から記事を書いています。
免責事項
当コラムからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当コラムのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。