食品や光熱費に加え、火災保険や自動車保険の保険料も年々上昇しています。修理費や部品代、人件費の高騰により、同じ補償内容でも保険料が上がるケースは珍しくありません。ここ足利市でも、「更新時に保険料が上がって驚いた」という声を多く耳にします。インフレ(物価の上昇)は、生活費だけでなく、“守るためのコスト”にも影響を与えています。
物価が上がると、同じ金額で買えるものが減っていきます。これまでのように現金で貯蓄しているだけでは、お金の価値が目減りしてしまう可能性があります。一方で、すべてを投資に回せばよいという単純な話ではありません。備え(保険・生活防衛資金)と、増やす(資産形成)を、それぞれの役割で考えることが大切です。
| 目的 | 主な手段の例 | 考え方のポイント |
|---|---|---|
| まず守る(生活防衛資金) | 預貯金 | 急な出費や収入減に備えて、すぐ使えるお金を確保する |
| 万一に備える | 公的制度・民間保険 | 公的制度でカバーされない部分を整理し、必要な範囲で備える |
| 時間をかけて育てる | NISA・iDeCoなどの制度の利用 | 長期・積立・分散が基本。元本割れの可能性があり、運用の最終判断はご自身で行う |
補償を減らしすぎて、いざというときに十分な備えにならないこともあります。保険料だけでなく、「何が、いくらまで備えられているか」を合わせて確認することが大切です。
NISAやiDeCoなどの制度は、税制上の優遇を使いながら、長期的な資産形成に取り組めるしくみです。基本的な仕組みは、次のコラムで紹介しています。
これらの制度は、運用する商品によって価格が変動し、元本を下回ることがあります。制度の内容や利用できる条件は改正されることがありますので、最新の情報は金融庁などの公式情報でご確認ください。具体的な運用商品の選択は、ご自身の判断で行っていただく必要があります。
今こそ見直したい、家計のポイント
インフレ時代に重要なのは、保険による備えだけでなく、NISAやiDeCoなどの制度に対応できる資産を少しずつ育てていくことです。こうした取り組みをしているかどうかで、5年後、10年後の家計に大きな差が生まれてきます。「2026年を迎えてから考える」のではなく、今から準備することが大切です。
『ほけんの相談窓口』(アシコタウンあしかが内)は、足利市で34年間、地域の安心づくりを支えてきました。保険の見直しだけでなく、家計全体の整理や、資産形成の考え方のご説明を通じて、無理のない家計設計をわかりやすくご案内します。
一概には言えません。補償を減らすと保険料は下がる傾向がありますが、万一のときの備えも小さくなります。何を優先して備えるか、貯蓄でどこまで賄えるかを合わせて考えることが大切です。
元本は保証されません。運用する商品によって価格が変動し、元本を下回ることがあります。制度の仕組みとリスクを理解したうえでご検討ください。
目的が異なるため、優先順位はご家庭の状況によって変わります。まず生活防衛資金と、万一のときの備えを整理し、そのうえで長期的な資産形成を考える、という順番が一般的な考え方です。
新しい年に向けて、保険と資産形成の両面から、安心できるスタートを切ってみませんか。
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本コラムは、保険や家計に関する一般的な情報の提供を目的としたもので、特定の保険商品の募集・勧誘・比較推奨を行うものではありません。保険の内容は保険会社・商品によって異なります。実際にご検討される際は、「契約概要」「注意喚起情報」「重要事項説明書」等をご確認ください。
税制や公的制度の内容は変更されることがあります。最新の情報は、国税庁・厚生労働省・金融庁などの公式サイトでご確認ください。個別の税務は税理士・税務署に、投資の最終判断はご自身でお願いいたします。
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