11月は、年末調整の準備が本格化し、生命保険料控除証明書が手元にそろう時期です。書類を確認するこの時期は、“加入中の保険が本当に役に立つ状態かどうか”を確かめるのにも良いタイミングです。そして、気温が下がる11月から冬にかけては、体調を崩しやすい季節でもあります。
肺炎・インフルエンザ・帯状疱疹などの感染症に加え、寒い時期は、心筋梗塞や脳卒中といった循環器系の病気にも注意が必要な季節とされています。暖かい部屋から寒い脱衣所・浴室へ移るときの急激な温度差(いわゆるヒートショック)も、冬の入浴時の事故の一因として注意が呼びかけられています。
体調に不安があるときは、早めに医療機関に相談することが何よりも大切です。そのうえで、「もしものとき、お金の面ではどうなるのか」を、元気なうちに整理しておくと安心です。
日本では、公的医療保険により、医療機関の窓口で支払う自己負担は、年齢や所得に応じて原則1〜3割です。さらに、1か月(暦月)の自己負担額が上限を超えた場合に、超えた分が支給される高額療養費制度があります。上限額は年齢や所得によって異なります(厚生労働省の情報をご確認ください)。
一方で、次のような費用は、高額療養費制度の対象にならず、全額が自己負担になります。
詳しい内訳は、こちらのコラムで紹介しています。入院したらどんな費用が掛かるのか、一般的ながんの治療と自己負担
入院や療養が長引くと、医療費だけでなく、収入が減ることの影響も出てきます。会社員の方は傷病手当金などの制度がありますが、自営業の方は制度が異なります。「働けなくなるリスク」の基本もあわせてご覧ください。
今こそ見直したい、備えのポイント
「保障内容が古くなっていた」「重複契約があった」「控除の対象外の契約があった」といった気づきは、この時期の確認で見つかることがあります。
保険証券と控除証明書をご持参いただければ、保障内容の確認と、今のご家庭に合った備え方の整理を、一緒に行います。年末の慌ただしさが始まる前の今こそ、“家計と健康の防災”を一緒に進めてみませんか。
加入している健康保険に申請して支給を受ける方法のほか、あらかじめ「限度額適用認定証」などの仕組みを利用して、窓口での支払いを上限までにとどめる方法もあります。詳細は加入している健康保険の窓口でご確認ください。
保障の内容によります。日額・一時金・実費の補償など保障の仕組みは商品によって異なり、また公的医療保険の対象外の費用もあります。ご自身の保障が何をカバーしているかを確認することが大切です。
保険証券の整理、家族で保障内容を共有すること、貯蓄でどこまで賄えるかの確認などが、基本的な準備になります。
年末の忙しさが始まる前の今こそ、“家計と健康の防災”を一緒に見直してみませんか。
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本コラムは、保険や家計に関する一般的な情報の提供を目的としたもので、特定の保険商品の募集・勧誘・比較推奨を行うものではありません。保険の内容は保険会社・商品によって異なります。実際にご検討される際は、「契約概要」「注意喚起情報」「重要事項説明書」等をご確認ください。
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